オフィスの湿気はジメジメしてイライラする、集中力欠く原因となるので、湿気対策を行うことが大切です。
梅雨のように雨が続き湿度が上がる季節は、エアコンの除湿機能を使って空気中の水分を減らすのが基本となります。
ただ、エアコンは消費電力が無視できませんし、逆に乾燥し過ぎることもあるので、湿度に合わせて賢く活用することが望ましいです。
エアコンでオフィスの湿気対策をする目安となるのは、連日雨続きで湿度が一向に下がらず、空気がホコリ臭く感じられたりOA機器の動作に支障をきたすなどです。
オフィスの湿気対策の基本中の基本で、エアコンに頼らない空間づくりのポイントは、窓開けによる換気です。
窓開けは天気が良くて比較的湿度が低い日の、午後2時頃に行うのがベストです。
雨の日や湿度が高い時間帯に窓開けをすると逆効果なので、換気に適した条件を理解したり確認することが大事です。
ちなみに窓は大きいものを2ヵ所選んで開けると、短時間でも効率的にオフィスの空気が入れ替えられます。
オフィスの空気は空間内に均一に分布しているわけではなく、場所によって湿気が多かったり空気の流れが停滞して淀んでいます。
空気を撹拌するサーキュレーターは、不均一な空気を均一に近づけてくれるので、比較的乾燥した空気によって湿気が多い場所の湿度が下がります。
サーキュレーターは扇風機のように横ではなく、下から上に向かった空気を送るように、そして天井から床に空気が下りるように使用することをおすすめします。